脳内垂れ流し

ここで書いてあることは別人が書いたものだと思って、他で持ち出したり質問したりしないように!

EVO Japanボランティアスタッフをしてお願いしたいこと

みなさんごきげんよう

EVOJapanから2週間が経ちましたが、いかがお過ごしだったでしょうか?

 

…柄にでもないことは言うもんじゃない

 

まず簡単ないきさつを

EVOJapan中は激務な割にはウキウキウォッチング♪な感じでボランティアスタッフをやっていたのですが、終了後にとある人から思ったことを何かに残しておいたら?と言われたので、文才無いなりに空いた時間を見つけて書いてみました。

影響力の無い一個人の感想ですので、ハリセンでも用意して画面の前で突っ込みながらご覧ください。

 

 

1.参加選手へ

1-1.エントリーについて

・プール移動は自己都合でも問い合わせて

トーナメントが発表になったけど、EVO会場に到着するのが午後なのにプール予定が朝一で詰んだ!なんてことになっても、自分のプールが午後からに変更できるかどうか問い合わせをしてください。

たとえばサイドトーナメントのスタッフは朝一を希望する場合が多いので、互いに条件が合致してプールを交換してもらえることがあります。

この連絡はプールが発表になってから速やかに連絡したほうが良いと思います

 

・自分のプールは発表と確定で2回はチェックして

他の選手の都合で自分のプールが変更になっている場合があるので、最低でも初版(トーナメントが発表になってすぐ)と確定版(トーナメントが確定してから)の2回はプールをチェックしてください。

プール変更に気付かず失格になる人が居たので…悲しすぎます

 

・参加不能ならあらかじめキャンセル入れて

トーナメントが発表になった際に日程的に参加が不可能な場合は、トーナメントが確定する前からキャンセルの連絡を入れてください。トーナメント確定後、プールの前日にキャンセルを入れても運営は大忙しで手が回っていない状態ですので連絡を見ていない可能性が高いです。

当日までにキャンセルがスタッフに伝わっていない場合は、当日来ない選手を待つために10分~30分くらいは選手を待つ無駄な時間が増えるので、プールの進行に大きな影響を与えます。あなたの連絡1つでスタッフの仕事を増やしたり、他の選手をの拘束時間を30分増やすのがどれだけ迷惑な行為になるかを考えたら、早めのキャンセルをお願いします。

 

1-2.当日について 

・参加種目のプールが被ってる場合は申告して

当日に複数タイトルに出場するためプール時間が被っている場合には、あらかじめプール時間の変更をトーナメント確定前に連絡してください。

それでもプール時間が被る(プールサバイバーになったため被ってしまった等)場合は、あらかじめ両タイトルのスタッフにお伝えください(スタッフ間の連携が取れてないため、片側だけだと連絡が来てない可能性がある)。

SFVではプールを抜けた選手の試合を『せっかく勝ち抜いたんだし会場に居るはずなので何時間でも待つ』という方針だったので、最大1時間はプール進行を待たされました。

私の担当するプールでも、事前申告がないままSFVとKOFのプール時間が被っていたせいで失格になりかけていました。

 

・一時退席でそのまま帰らないで

プールで1試合落としてルーザーズに回った選手がそのままドロップアウト(居なくなる)事案がありました。この場合は1度会場にいることが確認できているので、スタッフが念入りに確認をすることになり進行が大幅に遅れることになります。

またトイレ行くと言って帰ってこない人も居ましたが、それも戻ってくる可能性があるので待つことになりました。トイレに行く際は、ジャッジに30分後を目安に期限の時間を伝えて席を立つようにお願いします。(期限を設けてあれば、スタッフも一応探しますが早々に諦められるので進行の遅延が少なくて済みます)

余談ですが、プール進行中にお手洗いに行きたくなった場合でもジャッジに申告して頂ければトーナメント進行を調整して対応できるので、体調が悪くなる前に一言声をかけてください。また急用や体調等が悪くなって帰宅する場合などは、その旨を話した後で棄権を申告して頂けてると、スタッフも確認のため待つことがなく他の選手の待ち時間が減るので良いと思います。

 

 ・会場の机にゴミを放置しないで

試合前や試合中に机に飲みかけの缶やペットボトルを置いたまま忘れる人が多かったです。飲みかけのドリンクは不特定多数が座る対戦台の前に置かれると、誰が置いたのかわからなくなるのでスタッフが勝手に捨てられず困ってしまいます。

試合終了後の片づけでは必ず捨てないといけないので最終的には捨てるのですが、捨てる際は残ってる飲み物を近くにいる選手に『これはあなたの飲み物?(日本語or英語)』と一声かけてから捨てないといけないという手間が発生して、残した飲み物はお手洗いの洗面台に流してから分別しないといけないので手間がやばいです。(これだけで30分近くの時間がかかってしまうことも…)

できるだけ会場ではごみを放置せず捨てるようにお願いします。

あと企業さんが配ってるチラシを机の上に放置されるとそれも悲しいです…

 

・野試合を勝手に始めないで

プール間(プールが終了して次のプールが始まるまで)にプール進行用のPS4で遊ぶ人が続出して困りました。

上からは『空いている台があれば野試合をやらせてもOK』と通達があったのですが、初日のSFVではプール間のインターバルが全然なかったので基本は進行のためにPS4を使いたいのに、野試合を勝手に始めてるので移動してもらう作業が発生するという悲しい状況でした。

2日目のTEKKEN7ではプール間に余裕があったので野試合を楽しんでもらえる時間を設定できたのですが、熱暴走対策でプール開始30分前にPS4の電源をいったん落としてクーリングタイムを設けている状況なのに、勝手にピッと電源を入れて遊ぶ人が居るという…

次回があるのなら野試合のルールや誘導もしっかりしてる”はず”なので、始める前に一声かけてください。

 

 

2.運営について

・ボランティアスタッフの拘束時間を改善して

ボランティアスタッフの拘束時間は基本的に7:00~21:00となっていましたが、設営や片付けのために23:00まで仕事がある状態でした(※終電や用事等があれば抜けれました)。

拘束時間内で会場を回る時間はほぼ無く(合間を見て5分くらい)、昼夜のお弁当を食べる時間も取れない人が出る状態だったので、隠れてサボってるボランティアスタッフや死んだ目をしたボランティアスタッフを何人も見てました。

今回は人員不足なのでしょうがない面もあったかと思いますが、次があるのならば2交代制にする等の改善が必要かと思います。

まぁ…私は2日間動きっぱなしでしたが楽しかったんでこのままでもOKです(マテ

 

・ボランティアスタッフに事前説明をちゃんとして

ボランティアスタッフは前日にオリエンテーリングと称した事前説明会があったのですが、話した内容が紙1枚という…

各選手へ試合前に説明する内容もそこに記してあったのですが、その内容がSFV用しか用意されていませんでした(TEKKEN7やFourのステージ選択の項目はなくトリガー選択等の項目があった)。説明されていたのがSFV担当の人なのでそこはしょうがないとは思いますが、種目別に説明文を用意していただきたかったです…

あと海外からの参加が35%ほどあるにもかかわらず、説明が日本語のみなので海外選手に説明するのに苦労しました(私は事前説明をGoogle翻訳したものを自分で用意して海外選手に見せていました)そこは改善点だと思います。

あとSmash.ggの説明を口頭でしていましたが、アカウント登録と権限譲渡に大半の時間を割かれ扱い方を理解できてない人が多数だったのも後々大変でした。

 

・ボランティアスタッフに必要なものを前日に用意させないで

ボランティアスタッフの説明会で事前に告知もなく”スマートフォン”と”モバイルバッテリー”をSmash.ggのために使用するから用意してね(通信回線は個人持ち)と言われたのが衝撃でした。

ボランティアスタッフは地方からの参加も多いので事前に告知してないと用意するにも限界があると思うのですが、各自何とかなってたみたいです(他人事)。

次回からはボランティアスタッフのエントリー用紙の提出(これは1か月前に提出してた)の際にでも告知お願いします。

 

・ボランティアスタッフに(得意分野を明記できる)プレート配布して

これは必須だと思いました。SFVでは隣の担当の人が英語ペラペラだったので大いに助けて頂いたのですが、英語ができるスタッフが誰だかわからないのでヘルプを出そうにも出せないってスタッフも居たかと思います。

その英語ができる人は、2日目になるとTシャツにガムテープを張って”English”って書いてました。多分ですが、英語話せるので頼って!ってアピールだったのだと思います。

私も若干ですが、他の人よりはPS4の機能を知ってたりコントローラについて知識があるのでそこはアピールポイントだと思うのですが、(※)生かせる場面が少なかったです。

そこで次回からは各スタッフの得意分野をネームプレートに記載してもらって、他のボランティアスタッフが困ったときにヘルプで入れる状態になればいいかと思いました。

※DS4の認証解除やPS11秒ホールドでの電源OFF・USB給電が不安定なときの対処(HUB抜いて再起動)・TE2系のProケーブルの予備(3回/日のペースで貸し出してました)・鉄拳7でラグが発生した時の対処(再起動+解像度変更)・箱を見てどのアケコンを収納するかを判断(MSYを見てPantheraと判断)※

 

・通訳担当は別口で募集して他の仕事の負担を減らしてあげて

ボランティアスタッフの中でも英語が話せる人は重宝されていて、自分の仕事(プールジャッジ)以外の仕事をたびたび任されているようでした。

初日のプールジャッジは割と忙しい状態でしたが、休憩をとる暇がないくらい働かれていたのでなんだかなぁ~という感じです。

特定の個人だけに負担を重くかけるのはあまり好ましくないとは思うので、この際は思い切って通訳担当を別口で募集した方が良いかと思いました。

 

・プール終了毎に問題事項等の情報共有して

プールを進行していく上で問題が発生した時は、その情報をプール間で軽いミーティングを開いてもらって情報共有してほしかったです。

例えば会場に用意されていたPS4のHUBに不具合が出ていることや音の出ないヘッドフォンの対処(交換等)が分からないので各自困っていました。

あとプール開始時間の遅延や選手を待つ時間(Round1なら10~30分、Round2以降は期限なし)の情報や、Round2以降のプール場所変更(SFVは4の倍数/TEKKEN7は2の倍数)の連絡が遅くて苦労した覚えがあります。

 

・先導は1人にして

私の担当した+追加でヘルプに入ったプールでは色々問題が発生していたので、青シャツのスタッフの方に随時相談と連絡をしていたのですが、対応できるスタッフと対応できないスタッフが居たので複数人に相談しなければならない状態でした。誰に相談すれば解決できるのか手探りな状態だったので苦労した部分です。

私が抱えた大まかな問題点は

・追加でSFVのRound2のジャッジを担当した時に選手が別タイトルで呼び出されていた。(結局1時間以上待たされた)。進行の遅延によりタイムオーバーでsmash.ggに反映できなくなっていたが、誰もSmash.ggの対処法が分からないので自力で解決した。

・追加で受け持ったプールが終わらず自分の担当するプールの開始時間になっても試合が始められないので、ヘルプを要請したが誰も来なかった。(そのプールは30分遅れで私がジャッジした)

・また追加でSFVのRound2のジャッジを担当をしていたが、選手が1名現れなかったのでスタッフ3人に捜索をお願いした。(その方がKOFでEVO覇者だったので、もしかしたらと思いKOF14の会場にいるか確かめてもらった)。その後豊田氏に連れてきて頂いた。

・SFVのRound2でメインジャッジが選手がそろっていない状態で始めようとしていたので、私が状況を説明して待ってもらっていた。(その後別のスタッフを呼んで説明して頂いた)

…これ以外にもありましたが、ありすぎて覚えてないです

あとは設置や片づけの時にスタッフによって指示がまちまちなので、設置を始めたら機材の移動をお願いされたり(wiiU)、モニターやPS4を片付ける時の方法(箱と本体の番号は一致させて→やっぱ一致させなくていい→やっぱり一致させて…のループ)、片付け方の指示がないので別所有の機材が混在して返却ができなくなったり(その後捜索した)、指示を出す人は1人にして欲しいと思いました。

ただタイトル別に担当者が違う状態でしたので、これは難しい問題だったのかもしれません。

 

 

3.ボランティアスタッフについて

・あくまでプレイヤー目線で仕事して

プールの進行が常に遅れている状態だったのは分かってはいますが、あまりにも機械的に裁いているジャッジを何人か見かけました。

例えばですが

・進行上仕方なく連戦になる選手にはインターバルを取りましょうか?と声をかける(こう言っても勢いで連戦をしたがる選手が大半)

・試合結果も選手に報告させるのではなく、ジャッジから選手に寄って一緒に確認をする(Smash.ggの画面を見ながら説明をする)

・プールのルーザーズファイナルの前に、『これに勝利すればプールサバイバーになって次のプールに行けますよ(or次の日に行けますよ)』と選手に伝えてやる気を出してもらう

選手気持ちよく試合を楽しんでもらうのもジャッジの仕事だと個人的には思っているので、配慮をお願いしたいです。

 

・種目ルールがなぜそうなってるか説明してあげて

対戦時のキャラクター選択は"事前に"報告を受けてから試合をすることがルールになっていたのですが、それが何故そうなっているのか?等を事前説明の時に丁寧に説明をしているジャッジを見かけませんでした。

同じようにTEKKEN7での1P2P選択権(トーナメント順で優先権があるが同意があれば変更可能)やステージ選択(負けた選手はステージをランダムで引き直せるガチャ権利があるが使わなくても良い)もあるのですが、それがなぜそうなってるかまでは説明しているように見受けられなかったです。

ルールは選手側で事前に目を通しておくのが基本だとは思いますが、EVOとなると大会に初参加の方が多数いると思います。初参加の方がルールを把握してるとは思えないので、ルールを分かりやすく説明する必要があるかと思います。その後に参加者が他の大会に参加するようになったとき、最初に説明されたルールを覚えていれば大会進行がスムーズに進むことの手助けになるので、ルール説明を丁寧にすることは重要かと思います。

  

・種目ルールが分からなかったらすぐ種目のスタッフに相談して

私の向かい側のプールではTEKKEN7で間違ってOptionボタンを押して試合を止めてしまった選手が居ました。(本来ならば大会モードなのにOptionが反応してること自体が間違いだろ!ってツッコミはスルーしておきます)

試合がOptionを押した選手のレイジアーツ(超必殺技みたいなもの)がヒットして演出中(KO確定)の状態だったのですが、選手間の話し合いによりそのままOptionを押した選手の1ラウンド敗北とジャッジが判定したので、そのジャッジを止めてスタッフに確認に行ってもらいました。

※SFVではCAヒット時の演出中等でOptionボタンが押されても、KOが確定している場合はOption押したことでの勝敗変更はない※

その後スタッフを呼んで協議した結果、Optionを押した選手の1ラウンド敗北で決定したのですが、このようにイレギュラーな場合はスタッフに相談して協議する必要があるかと思います。後からジャッジが間違っていた場合は取り返しがつかないことになりますので…

※その後にTEKKEN7ワールドツアーのルールを確認しましたが、試合中断のペナルティの記載はありましたが、特殊演出での例外の記載はないのでスタッフの判断が正しいと思います※

  

・ボランティアスタッフは指示待ちをしないで

プール間や片付けの際にスタッフから指示がないので遊んでるボランティアスタッフが結構いました。

私は全体説明の時に聞いたスケジュールを考えて早めにできる作業(会場のゴミ拾い&機材の箱詰め)を率先的にするようにしていたのですが、その作業を見て『何の仕事したらいいですか?』と聞いてくるボランティアスタッフがちらほらと…

同じボランティアスタッフの自分が指示を出せる訳がありませんw(今後xxの予定らしいのでxxを自主的にやってますけど一緒にやります?くらいしか言えない)

機材の移動や設置方法はスタッフの指示がないとできないでしょうが、移動させる時間を指定されているので、機材を移動させるための準備は指示がなくても誰かがやっておかないと作業の遅延になると思うのですが…

スタッフも大忙しで指示を出すのを忘れていることがあるので、指示待ちをしてても作業は終わりません。 

今何が必要か思いつけばスタッフに相談して作業開始すればいいわけですし、分からなくても自分からスタッフを捕まえて指示を仰げばいいと思います。

 

 

4.最後に…

これは自分がボランティアスタッフをしていて感じたことであり、わたくし一個人の考えなのでこれが正しいとは限りません(存分に間違ってる)

こんなことを考えながらボランティアスタッフをしていた人もいたんだな~と軽く流していただけると嬉しいです。