脳内垂れ流し

ここで書いてあることは別人が書いたものだと思って、他で持ち出したり質問したりしないように!

シリルのグルメ~名古屋市の甘口イチゴスパゲッティ~

喫茶マウンテン… 12/2 14:30

 

  

 ----------------------------------------------注文-------------------------------------------------------

 

店内で順番待ちしていた俺は次Pと共に

店内奥へと案内された 

 

テーブルは厨房と壁を挟み 落ち着ける席

隣の席では女性Pが必死になって登山を敢行中

…いかにも苦しそう

 

 

壁とは反対の椅子に座るとメニュー表が… どれどれ?

小倉スパゲッティ? 大人のお子様ランチ??

なにこれ??? メニュー表見てるだけで お腹の虫が遭難しそう…

 

いかんいかん! 私が食べるものは旅行の前から決まっているのだ

ここで悩んでる場合じゃない

もう俺の胃袋の恋の相手は決まっているのだ許嫁

 

後ろ髪引かれる魅惑のメニューたち… またの機会に

ご利用させていただきます

 

 

次Pが向かいのテーブルに料理を運んでいたウエイトレスに声をかけ

一旦は奥へ去ったが…注文票を手に取り注文を聞きに来たようだ

 

まずは次Pが注文… やっぱりそうなりますよねー

 

ウエイトレスがこっちを見てる 次は俺の番

 

俺は恋焦がれてイチゴ色になりそうな衝動を押さえつつ

その恋の相手の名前をウエイトレスに告げた

 

『甘口イチゴスパゲッティー あとアイスコーヒーを無糖でお願いします』

 

先に注文をした次Pと同じオーダーだが

そこは登山の真剣勝負!同じだろうとかんけ~い ないさ~♪

 

ウエイトレスは注文を繰り返した後、足早に去っていった…

もう後戻りはできない する気などないのだが

 

 ----------------------------------------------待ち-------------------------------------------------------

 

注文を受けウエイトレスが下がってから早10分

ただの10分が俺には寒空の下で待っていた4時間より長く感じる

 

朝食とという安らぎを抜いた俺のお腹は

イチゴを求めて枯渇している まさに胃袋の大飢饉だ

 

乾いた胃袋を満たすため名古屋の名水を頂くが

それじゃあ大飢饉は収まらない

 

時計代わりのiPhoneをチラ見したところで料理を片手にマダム(松葉杖ver)がやってきた

『甘口イチゴスパです』

ようやくのご登場だ!待っておりました~ 

 

 

イチゴスパ…赤い…30%どころじゃない3倍の赤さは

赤い色に興奮した俺の胃袋はもう猪突猛進で欲している

 

それに高くそびえるこの遊園地?!

イチゴのお姫様がかわいく生クリームの馬車に乗っているじゃないか

さしずめキュウィは馬車の車輪…これは遊園地のメリゴーランド

もとい名古屋のMERRY-GO-ROUNDOME!!!じゃないか!

 

ではいただきまs…の前に 写真をパシャリ

 普段は料理の写真を取ったりはしないのだが

飢えを凌いで4時間も待ったのだから記念に残したくなるもの

 

それでは

『いただきます』

  

 ----------------------------------------------実食-------------------------------------------------------

 

まずは真っ赤なスパゲッティを一口…

熱っ…うまっ!うまいぃっ!

 

あつあつの出来立てパスタは寒空で4時間待った俺を温かく癒してくれる

あつあつ…正解! これが冷製だったらこうは癒されない

マスター グッジョブ!

 

朝から大飢饉だった俺の胃袋を重い太麺のパスタが潤し始める

そこにイチゴのほのかな甘みと僅かな酸味が重なってハーモニーを奏でる

いや…あつあつになることでイチゴの甘みが昇華してないか?

 

あり…大いにあり!

イチゴ味のクレープをガッツリ食べているような感覚だ

 

 

熱いと溶けてしまう生クリームにあつあつのパスタを絡める

これもうまい!俺の口は独り寒暖化現象だ!

 

その寒気は暖気なイチゴスパを幸せを包み込み

甘すぎない生クリームが甘いイチゴを優しくする

さらにイチゴクレープ感が増してきた!

 

今度は生クリームをタップリつけて頂く

 

生クリーム分で味が変化したぞ?ショートケーキのような味

…これはこれでいいかもしれない

 

 

 

このイチゴスパを頂くことが世の中では”登山”なんて表現で

険しいことのように例えるがそんなことはない

ジャパニーズスタイルな登山だから遭難してしまう

豪に入れば郷に従い マウンテンのスタイルで登りつめればいいのだ

…こんな登山なら毎日散歩のように通いたい

 

 

 

もう俺の胃袋はフォークを持つ手を止めてはくれない

次から次へとエンドレスのようにパスタが口へと運ばれていく

俺はもう人間シャーシダイナモ… 自家発電機のように止められない

 

ずるずるっ

 

 あっ?!やっちまった…

いくら甘かろうが これはあくまで パスタすするのはご法度

生粋の江戸っ子スタイルでズルってしまっては礼儀がなっていない

 

 

ここはスローペースになるために遊園地のお姫様イチゴを頂こう

う…うまいだと?!

 

イチゴを温めることで酸味が弱まり甘みが増してるじゃないか

これはこれでOK! ホットイチゴは今季のトレンド入り間違いなし

 

 

 

気が付いたら8割のパスタが胃袋に消えていた…

よーし ラストスパートだ

 

パスタを食べつつ 次のパスタをフォークで巻いていく

俺の口とフォークは無休で働いていく…働き者だ

 

この一口でパスタと生クリームはフィニッシュ!

 

最後にはお口直しのキウイが待っている

キウイでお皿のイチゴソースを絡め取り…ぱくりっ

キウイの酸味が心地よい

 

あと2切れ…1切れ… ぱくぱく

 

ごちそうさまでした  

 

 ----------------------------------------------食後-------------------------------------------------------

 

食後には無糖のアイスコーヒーを頂く

甘さの後はコーヒー豆との対話時間だ

 

奇抜なメニューあるがここは喫茶店

コーヒーが美味くない筈がない

 

相席の次Pさんが余りにも早い食べっぷりに少々驚いているが

そこは仕方がない 

勢いで食べきってしまうのが正しい食べ方なのだ

…お勤め頑張ってください

 

 

俺の胃袋は大満足したが 外にはまだ登山口で待つ大量の人が居る

ここに長く居座っちゃ次の人に悪い

 

まだ7割は残っているであろう次Pを置いて

俺は先に会計を済ませることにしよう

なぁにここで仲良くなったのも何かの縁

会計は俺持ちでいいですよ

 

 

同じメニューが書いてある注文票をレジへ2枚持ってきたので

ウエイトレスとマダム(松葉杖ver)には少々驚かれたが 

同席になったのでついでにと返すと

ニコニコ顔で見送ってくれた

 

 

 ----------------------------------------------退場-------------------------------------------------------

 

 

今は15時… 新幹線まで2時間はあるな

遅れちゃマズいので名古屋駅まで戻ってから考えよう

 

名古屋駅に行くなら待ち合わせのシンボル

ナナちゃんを見に行くのも良いかもしれない

いまはウサミンになって名古屋を見守ってくれてるはずだ

 

それから…味噌カツサンドでも買って新幹線に乗り込むかな?

 

外で待っている登山者が多いから置いてきちゃったけど

次Pはこの後ライブって言ってたが間に合うのかな…

ナゴヤドームまでの道は教えたし深くは考えないとしよう

 

さーて登頂もしたし帰るぞ~

 

 

名古屋市の甘口イチゴスパゲッティ編… 終わり